デビュー前夜に君想う。【Travis Japanが明日デビューする】

こんばんは。明日、じたんがデビューを迎えるりくです。

前夜なのに、実感がわいてるんだか、わいていないんだか、正直よくわからないのが本音。

 

 

 

ジャニーズJr.のみやちかさんが、あと数時間で終わる。

きょもが「卒業したかったけど、大切だった」と述べたジャニーズJr.。

みやちかさんにとって、ジャニーズJr.はどんな時間だったのだろう。青春のすべて、とでも言うだろうか。

 

Travis Japan結成までの時間、

9人の時間、

ひとりまたひとりとメンバーがそれぞれの道を歩み、5人になった時間、

そして、Travis Japan7人の時間。

合計約12年。

 

ずっと一緒にやってきたシンメが自身の道を決めた時、「やっとひとつになれて、9人で評価されたばかりなのに…と正直思った。でも(中略)人生は1度きりだから、顕嵐のやりたいことを尊重したいなと思って」と言って送り出したみやちかさん。

「気づいたら(Travis Japanは)5人になっていた」とおちゃらけるように言ったみやちかさん。

松松が加入するとき、大勢のお客さんを前に「文句言うやつ許さない」と言ったみやちかさん。

2020年ソロのサマパラで「間違っちゃいない」と繰り返したみやちかさん。

 

私が直接この目で見てきたのは、このみやちかさんのじゅにあ人生のほんの一部に過ぎない。

だけれど、その歴史の欠片を集めて繋いだみやちかさんのじゅにあ人生に、その主人公に、私は恋をした。

 

デビュー組しか担当してこなかった自分は、アイドルに癒しや、夢や、希望を求めている。

いつの時代も不安定な世界で、何が起きてもおかしくないじゅにあを応援するということは、私にとってはこれから先、それなりに色んなことを覚悟しなければならないということだった。

だからこそ、じゅにあ担になるとは思ってもいなかったし、そんな色んな気持ちを差し置いても応援したい、信じてみたいと思えたのがTravis Japan、私にとってのTravis Japanとはそんな存在なのだ。

 

そして本当に、彼らは7人で、デビューを掴み取った。

それは決して忖度や誰かの裁量なんかじゃない。

彼らが日本でのキャリアも仕事も投げ捨て、覚悟を決めて着の身着のまま勝負したその結果である。

私はとら担になってから、「Travis Japan7人が心身ともに健康で毎日笑っていられたらそれ以上のことはない」と本気で思っていた。ただ、「じゅにあという立場が理由で彼らの実力が過小評価されたり、デビューを夢見る健気な想いを人質に能力に見合わない扱いを受けているならば本当に違う」とも思っていた。

だからこそ、そういう意味で、彼らの尊い夢であるデビューという事実は嬉しかったのだ。

 

 

ただ実際、とら担として全てプラスの感情だけでここまで来たかと言われたら、おおきく振りかぶってYESとは言えない。

まさかジャニーズJr.を応援していて、グループ全員で留学することになるとは夢にも思わなかった。

日本でたくさんの人の目に触れるようなお仕事がなくなり、距離も遠くて現場もない。夢の対価として、心身ともに無理し続けてないだろうか、メンバーの心身への心配も多々。

そしてデビュー決定後も、今までにないデビューのかたちや、いつ帰国するかもわからない日々。

CDは手元に残せるのだろうか、カウコンに出られるのだろうか、単独カレンダーは出るのだろうか。

 

初めてのことを成し遂げる彼らに誇りをもつその裏側で、「当たり前」ではない色々に戸惑い、ときどき泣きたくなることもあった。

 

それでも、Travis Japanはいつどこにいたって、私の大好きなTravis Japanだったから。

「離れていても心は近く」、言うだけなら誰でもできる。

日々の学校やレッスンや慣れない環境の中で、とにかくファンを安心させようと持てるSNSやツールをフル活用して、「そんなに頑張らないで」と言いたくなるほどに、行動で示してくれた。

毎日のweb更新、毎週すべて自分たちで撮影するYouTube

「大事なことは自分たちの口から言いたいから」と、あっちは深夜0時とかなのにインスタライブで同じ時間を共有してくれた。

留学してからさみしい思いをさせないようにと、雑誌やテレビ番組、企業のコマーシャル等々、とんでもない量の置き土産をして行ってくれた。

何より、いつもいつも真摯にひたむきに努力を重ね、弱音も吐かずにステージに立ち続けてくれた。

 

気づけば、留学中でもたくさんの日本の仕事人たちがTravis Japanを応援し、たくさんの味方がいたことを知った。彼らの思い出のなかの仲間たちが、ずっとそばにいることを知った。

ああ、なんかもう大丈夫なのかも、と思えた。

 

 

先の疑問、「みやちかさんにとって、ジャニーズJr.はどんな時間だったのだろう」。

答えは今日のちゃかまるに。

 

「その時間での経験は

僕の色んなものを構築してくれました、

学業と併せて同じくらいの時間を過ごしました!

青春もこの中にあります!」

「我武者羅で何事も挑戦できる経験をくれました。」

 

「我武者羅」を漢字表記にしたことに、みやちかさんの想いを感じる。

みやちかさんが、思い出のなかの全てを大切にするところ、誰も責めないところ、無かったことにしないところが本当に好きなのだ。

そして、それでいて"今"をちゃんと大事にするところが、とてつもなく好きなのだ。

 

夢を共に追いかけたあの仲間たちは

きっと今もそばにいる

 

メンバーがピンチのときは1番に駆けつけるヒーローみたいなところも、

誰よりジャニーズであることに誇りを持つところも、

不確かなことの多い世界でパフォーマンスが裏切らないところを知っているところも、そのパフォーマンスを信じてくれた人をちゃんと信じてくれるところも、

全部、全部好きなのだ。

 

 

だから、「デビュー」という大きな夢が叶う今、

何にも余計なこと考えず、ただただ幸せであってほしい。

ただそれだけを思う。

 

 

ジャニーズJr.のTravis Japanのみやちかさんへ。

たくさんの夢と希望と笑顔をありがとう。

そして、お疲れ様でした。

 

これから始まる夢の先でも、たくさんの幸せを分かち合えますように。

みやちかさんが信じて選び歩むこの道の上で、憧れのドリームステージで、6人とともにいつまでもキラキラと輝き続けられますように。

 

ありがとう、ジャニーズJr.、Travis Japanのみやちかさん。

これからもどうぞよろしく。

 

 

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